24回目のフクユメ。
ゲストスピーカーは福知山市役所資産活用課の圓山浩司さん。
職務外で遊休不動産を活用したまちづくりに取り組まれている想いを語っていただきました。
圓山さんは市役所に入庁する以前、民間の企業で勤められておられた際に遊休不動産活用をはじめられました。
はじめは資産として運用してお金を稼ぐことも目的ではあったのですが、福知山市役所に入庁してから、中心市街地の空洞化の深刻さを知り、
遊休不動産を自らリノベーションして流動化させることで、若い人やお店をしたい人に安くで貸し出すことがまちづくりにも繋がることを知り、今では採算性を優先せずに「趣味」「地域貢献」として取り組まれています。
ぼろぼろの空き家・古民家は家財家具もそのままで、不動産業者がわざわざ清掃して売りに出すことも少なく、改修費もかさむので若い人には手を出しにくい現状がある中で、
圓山さんが買い取り、休日に清掃やリノベーションをして、ある程度綺麗にして、安価で貸し出されることで流動化する。
住む人を増やすこと、お店をしたい若い人が増えることでまちを活性化させる熱い想いだけでなく、各種の専門知識・資格の取得、採算性をもった持続可能な仕組みの構築など多くの努力をされながら取り組まれています。
トークの中で、「行動が遅い人は信じない」と語られていましたが、
圓山さんはまさに思考も行動も早い人。その中でも柔軟に様々なことに対応される方です。
今後も市役所職員のパラレルキャリアとして遊休不動産の流動化に取り組まれながらその背景にある空き家問題や空洞化の課題、活用のノウハウを多くの方に知ってもらいたいと言います。
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